【3】   啓蟄〜春分   2001年3月16日   春陽気〜14℃
       
 暦の上でもそうですが、もうすっかりです。
 今日こそは正確に何匹のヌマガメがお出ましか
 しっかり数えようと意気込んでやって来ました。
 ところが見るもの見るもの
カメばかりなもんで
 途中から???になってしまう。。。
 おまけに何段にも重なり合っていて、
 でかガメの下にちびガメがのしかかられて
 いたりして、???。
 ゾーンを区切ってどうにか目で見えるカメだけ
 メモっていきましたが、数えてるはなから
 よじ登ってくる
カメ〜カメ〜カメ〜
 突き落とされる
カメ〜カメ〜カメ〜
 
 
40+46+49+26=161匹 (64%出現)

 中型の
カメもたくさんお出ましでした。
 これだけ個体数がいるんだから、体測などして
 統計をとってみたらおもしろいでしょうねぇ。
 やってみたいですね〜多分やってるだろけど〜
 甲長が目測でも40cmに近そうなアカミミガメも
 いるんですよ!
 
 例によって
日本一長寿のおばば様は〜
 隣の
ビオトープとの仕切り壁のすぐ横、
 つまり〜お日様が一番先にカメ池を照らす所〜
 ということは〜本日も一番乗りで甲羅干し〜
 あの丸っこい甲羅をテラテラと温めていた〜。

 「
わたしゃ、これだけが老後の楽しみなんじゃ。
  あぁ〜極楽〜極楽〜
poka poka〜poka poka〜

 おばば様がお達者な限りこのカメ池は平穏無事。
 ありがたや〜ありがたや〜

 


 

1999年春、カメ池の一部がメダカ池に改造された。
↑の
ビオトープがそれである。
ヒメホウホネオニバスなどの茂る水草水槽を兼ねた池で、
水温の上昇とともに次々とメダカが繁殖して、
群れたメダカの姿
『メダカの学校』を観察することもできる。」

   メダカの学校 そっとのぞいて見てごらん  (市川 憲平 ) 

メダカは身近な場所で普通に見ることが出来たが、
用水路のコンクリート化水田の土地改良工事(捕縄整備)などによって激減し、
ついには環境庁の日本版
レッドデーターブックにランクアップされ
絶滅危惧種に指定される状況になってしまった。

メダカの繁殖期間は初夏〜秋、水温が25℃以上あれば産卵を続ける。
卵は
水草などに産みつけられ、孵化した稚魚は水草の茂みの中で育つ。
用水路がコンクリート化され水草の茂みがなくなると、
産卵場所が減る
と同時に稚魚の隠れ場がなくなり
大きな魚にたべられてしまう
増水時には
下流へ流されてしまう
また土の水路には所々に深みがあり、水の少ない時期をメダカはそこで過ごしていたが
コンクリートの水路では冬場は全く水がなくなることが多く、
冬を越す場所がなくなってしまう

昔の水田ではフナやメダカなどの小魚を見ることが出来た。
小川と水田の
水位差があまりなかったために、魚は小川と水田を自由に行き来できたからだ。
メダカは夏に水田で繁殖し、増えたメダカが秋に小川へ戻っていた。
ところが水田の乾田化工事や小川をコンクリート化する工事が全国的に行なわれ
溝や小川と水田の間には大きな
水位差ができてしまった。
そしてメダカやドジョウは
小川から水田に入れなくなった
このような環境の大きな変化のために、
メダカは用水路でも水田でも
繁殖することが出来なくなってしまった
また各地の溜池では、ブラックバスなどの肉食性の外来魚がむやみに放流され、
メダカなどの小魚はまたたく間に
食い尽くされていった

このようにして各地から次々とメダカの姿が消え、野外で
『メダカの学校』を見ることのできる
水辺が非常に少なくなった.。メダカもまた、特別な魚になってしまった。

姫路市立水族館だより=山の上の魚たち=通巻第35号 1999年9月1日発行 P.6より抜粋。


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