【13】  2005〜2006年の冬越し


夏場はやたらとお池の水が濁る・・・臭う・・・きちゃない!(>_<")
底に沈殿したエサの残りと排泄物とは、オーバーフローの塩ビ管を引っこ抜けば
排水口に引き込まれて、一気に流れ去ってしまうのだが、
それでも不思議な微生物や小虫が湧いてきて・・・、
おまけに底面の石は藻で緑に染まり・・・、
池の総水換え&デッキブラシ清掃の回数を少しでも減らせないかとヨシズで水場をおおってみた。
直射日光がさえぎられる所の藻は、確かに生えなくなった。
このヨシズは、晩秋になっても、真冬になっても、多分このまま池をおおっているだろうと思われ・・・


9月30日、手前から、ちょめ之助、小町、いそうろう、一番向こうがひとみ。
エサをほとんど食べなくなって、ひたすら甲羅干しにいそしむ毎日。
人の気配がすると、小町&いそうろうは池にダイブして退避するので、
ほとんどの写真は家の中からカーテンのすき間越しにズームで撮影。( ┰_┰) シクシク

10月になって、昨年同様、ちょめ之助はご本家でご奉公するために里帰りした。(*^^*)/~~

「オイラ、実家では大ハッスルさ〜y(^ー^)yピース!」 ちょめ之助@呼べば来るカメorカミツクカメ

「小町さんは身持ちが固いからなぁ〜、でも冬眠中がチャンス!」 いそうろう@居眠り中

「坂を登る時には、何故かうなじがスック!と伸びちゃうのよね〜」 小町@13児の母

「こぉーんなアクロバッティーなポーズもできるのよ〜♪」 ひとみ@お年頃の娘

 

さぁ〜て、いよいよ姫路市立水族館仕様の冬眠の仕度をしよう!と張り切ったが、
今年はなぜかドングリの生る木の葉っぱがなかなか落ちて来ない。
11月中旬になって、いつもの手柄山の坂道付近でどうにかこうにか枯葉をGET!
今年は紅葉の美しい桜の葉っぱも使ってみることにした。



丸いタライに重石でギューギューに漬け込んでるのが桜の落ち葉。
これを混ぜ混ぜすると、手が紅色に透けて見え、美味しそうな桜餅の移り香がして、
乾燥した手もスベスベ〜になる。
冬眠明けのカメらは、薄紅に染まった美味しそうな桜餅ガメになってるかもね〜(*^m^*) ムフッ

11月26日、落ち葉をいれよう!

「透明で澄み切った水では、バケツの周りの外気温の変化が直に水温変化になって表れます。
グリーンウォーター状態にならないバケツでは、むしろあの色水がいいんです。
桜やドングリの木の枯葉から出る色には毒性がありません。」


例年ならば2〜3週間ぐらいバケツに漬け込んで、水換えもして念入りに灰汁だしするのだが、
冬越し初めてのこの池がどれくらい水温変動するのか分からないので、
安全策として、しっかり色水になるようにと、ものの1週間ちょっとで漬け込み終了とした。

排水口側の塩ビパイプを長めのものと交換すると → → → → 陸場すれすれまで水位上昇 
  
これで冬眠中に大雨が降ったとしても、水位はサイフォンの原理で一定に保たれる・・・はず。

ありったけの漬け込み落ち葉(ドングリ系の木&桜)を振り入れた。


さぁて、カメらは飼い主の思惑通りに冬眠体勢に入ってくれるだろうか?


11月29日、朝9時過ぎ。冬眠する気になったかな?

気温11℃、水温11℃  人の気配に「なぁに?」のひとみ   一応、枯葉の布団を着ているいそうろう   甲羅が僅かに見えてる小町   。
   

10:50 陸場の陽だまりで、いそうろう君が伸び伸びと〜


(ノ_-;)ハア…、明日からの冷え込みに期待しよう。。。
落ち葉をもっと追加しよう。

12月3日、寒波が来たー!

最低気温3.1℃(6時)、最高気温12.1℃(12時) 姫路の気象
 

13:15 小町?・・!

15:36 水温 

15:44落ち葉を追加。(1週間後に更に追加の予定)


水面から顔を出して辺りをうかがう小町を、1週間振りに見た。かなりショック。。。
あの小町がこうなのだから、当然いそうろう君はウロウロ〜スイスイ〜挙動不審。
ひとみは、落ち葉の上にどっかりと乗って、・・・みんな、その気になれないのはなぜ???
光線のせいもあるかな?

12月12日、12月の第2週に入ってから、とにかく、寒い。  姫路の12月の気象(12/1〜12/11)

これだけ冷え込みが続けば、いかに寒さに強いニホンイシガメといえども身動きが出来ないだろう。
落ち葉もしっかり追加したし、カメ影も見当たらないし、もう冬眠状態に入った!と宣言しよう・・・
と思ったが、一応念のために日中の水温を確認しておこうとお池を覗いたらば・・・
水中の落ち葉が微妙に動いて見えた。
(〇o〇;) ギクゥゥゥ!!
 

外気温7℃、水温6℃

11:34  挙動不審のいそうろう君


繁殖に貢献しようと頑張る♂の健気さにエールを送り、「生きて春を迎えるんだよ!」と祈る日々が続きそうだ。


12月21日、朝晩の冷え込みで氷点下になる日々が続いているが、お池は4〜5℃をコンスタントにキープ。
その水中で、いそうろう君の甲羅がゆっくり移動しているのが観察される。


12月30日
、さっ、さぶい!人間は寒さにちょっとずつ順応しつつあるが、水中のカメたちはどうかな?
 

外気温6℃、水温5℃

10:12  ひとみちゃんが浮上して落ち葉の上にどっかり!


なぜ繁殖行動に勤しむいそうろう君じゃなくて、ひとみちゃんなんだろう?
動くでもなくじぃーっと滞在しているひとみの寝ぼけ眼を覗き込んでいて・・・ふと思い当たった。

落ち葉の量も十分なようですが、寝ぼけ眼で息継ぎに上がって来る時に、
斜めに木を入れて置いてやると、カメがそれを伝って来て上がりやすいですよ
。」

ひとみは、息継ぎに浮上して来ていたのかもしれない。
半時間ほど経って、再び様子を伺いに行ったら、ひとみの姿はもうなかった。

姫路の12月の気象データ(平均気温・風速・降水量・日照時間)
 


今年の冬は格別寒いが、氷点下に冷え込むことがあってもお池が凍ったことはまだ一度もない。
どんなに寒くても水温4〜5℃をキープしている。
でも寝てるはずのカメらが動いているところに時々遭遇した。
 


1月14日 13:33 雨降り、気温13℃

 

ひとみちゃん、見っけ!

 

水温8.5℃

 

 


1月16日 11:23 雨降り、気温9℃

こっ、こっ、小町〜〜〜〜!
 
おぉ〜、ひとみちゃんは今日も!

 

水温6.5℃


 

 


1月17日 11:56 曇り、気温9℃

うごめく〜いそうろう君
 

水温7℃


 

 


1月30日 12:21 雨降り、気温9℃

ひとみちゃん
 

うごめいている!

いそうろう君
 

水面上に頭を突き出してる!

小町
 
水温6℃

 

 


1月31日 7:34 雨降り、気温6℃
瓦の下に隠れこむいそうろう君と向こうに逃げるひとみちゃん
 

水温6℃


 

13:24 曇り、気温10℃

浮上して様子見のひとみちゃん
 


たまたま観察しただけで、実は他の日にもお出ましがあったかもしれないが、
どの日も、デジカメのISOを上げて撮影しても写り加減が暗く、天候が良くなかった。
それと、当日の朝は底冷えをあまり感じなかった。それがどの日にも共通しているように思われた。

姫路の2006年1月の気象データ  ★=カメが観察された日

(このグラフは、気象庁の気象観測地点ごとの値のグラフに、最高・最低気温を追加記入して作りました。)

これはうちのお池のカメについてだけ見られる傾向かもしれないが、
ニホンイシガメは寒さに強い! 水温6℃でも人の気配に逃げ隠れする機敏さがある。
この時期の雨降りは寒気を緩め、その間隙を縫ってカメらはしっかりお出ましになる。
カメの冬眠は、一般的にイメージされる『ぐっすり寝んね』とは・・・かなり違っているようだ。

次の雨降りが楽しみだなぁ〜♪ (^^)


2月に入り、寒さに負けた飼い主はお池観察の記録をサボリ気味〜(^^ゞ、
記憶によれば、日中カメ姿が観察されるのは稀であったが、
凍える早朝のほの暗さの中で、カメらがゆっくり浮遊しているのを3〜4回目撃した。
何をしているのかはわからないが、水温3〜4℃でも活動することがわかった。
 


2月15日16:58 小雨、気温11℃


 

2月16日11:37 雨の止み間、気温9℃


 


カメ池は、気温が氷点下になっても、氷が張ることはなかった。

姫路の2006年2月の気象データ

(このグラフは、気象庁の気象観測地点ごとの値のグラフに、最高・最低気温を追加記入して作りました。)

3月は、・・・多分、可もなく不可もなく、・・・このページを作っているのが5月だもんで〜(^^ゞヾ(ーー )ォィ
ごそごそ姿が目撃されたと記憶するが、
小町の画像が1枚もないところをみると、小町だけは深く潜行していることがほとんどだったように思われ、・・・。
 


3月18日 8:27 ひとみ

 


3月21日16:44
 


3月21日16:40 いそうろう君、寝んね 
 


姫路の2006年3月の気象データ

(このグラフは、気象庁の気象観測地点ごとの値のグラフに、最高・最低気温を追加記入して作りました。)

あちこちで冬眠明けだの冬眠解除だのと聞くようになっても、
近くの園芸店主が「3月は三寒四温でまだまだ冬ですよ〜凍りますよ!」と真顔で言うもんだから、
我が家は飼い主の都合もあって、お池はそのままで4月を迎えた。

 

4月12日9:24 いそうろう君、行ったり来たり〜!

 

4月12日9:25 ひとみちゃん、ブイブイ泳ぎ回る!

 

4月16日11:50 小町、初お目見え!
 



(このグラフは、気象庁の気象観測地点ごとの値のグラフに、最高・最低気温を追加記入して作りました。)

一雨毎に若葉が萌えてきて、すっかり春の陽気。
汗ばむ程の暑い日もあるのに、カメらはエサを与えても食べない。
「最低気温が15℃を超えるようにならないと、イシガメはエサを食べません。アカミミガメなんかはもっと低温のうちからガツガツ食べ始めてますけど。
連休明け頃になれば、食べるようになりますよ、きっと!」と姫路市立水族館の飼育係さんから聞いた。
ホォ〜〜〜〜〜
確かに4月中に最低気温が15℃を超えた日は・・・ない!

4月29日、思い立ってお池掃除をした。
 

8:50 13℃

水抜中。 水は透明、枯葉は元の形を留めている。

掃除中。 もそもそと上陸してプィッ!としている小町。


6ヶ月と25日振りに手にとってご対面した ひとみちゃん ・ 小町 ・ いそうろう君

 

 

ひとみ♀の体測

体重

甲長

腹甲長

甲幅 甲高
2005年10月4日 594g 156mm 143mm 110mm 65mm
2006年4月29日 574g 156mm 142mm 110mm 65mm
  約3%減        
 

小町♀の体測

体重

甲長

腹甲長

甲幅 甲高
2005年10月4日 733g 160mm 145mm 119mm 69mm
2006年4月29日 707g 160mm 144mm 119mm 68mm
  約4%減        
 

いそうろう♂の体測

体重

甲長

腹甲長

甲幅 甲高
2005年10月4日 380g 142mm 114mm 100mm 49mm
2006年4月29日 372g 142mm 115mm 100mm 50mm
  約2%減        

うちのカメらは『ぐっすり寝んねの冬眠』ではなく、『休眠、時々ゴソゴソ活動』をしていた。
ニホンイシガメは寒さに強い!
厳しい寒さの冬越しであったが、池が凍結することはなかった。

これからまた、水換えの日々が始まる。

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